気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

子宮筋腫で子宮を取った地球外生命体の日記③

注意書き付き案内所

lunatic.hatenablog.jp

『子宮筋腫で子宮を取った地球外生命体』シリーズを読む前に、リンク先の『注意書き』を読んで欲しいが
 ザックリ説明すると
『私の書いている事はあまり鵜呑みにせず、参考程度に捉えてくれると嬉しい』
 だよ!

前回

lunatic.hatenablog.jp

 


日記③

2023年9月上旬

 入院・手術の流れ、入院の時に持って行く物、術後の事などなど、色々調べ、色々準備したりして過ごす。
 この期間はやる事が沢山あったから朝から色々なやる事を一覧にして、こなしていた。
 色々と協力してもらう相談支援事業所・担当には、次回受診日に付き添って話を一緒に聞いてもらう事も決まる。

 ちなみにやっていた事の一部を書くと

 ○○総合病院の入院患者へ渡されるパンフレットがPDFでネット上で見れたので、ダウンロードして事前確認。
 筋肉を育てる為に、運動後にタンパク質がある食品を摂取。
 念の為に今年か来年買う予定のサーキュレーターを買ってきて、肩に担いで小雨の中ヨタヨタ歩きながら
「退院後は絶対無理だ!」
 と帰り。
 お金も必要だろうと定期預金を崩し。
 食べるとお腹が張って苦しい・寝ている時の苦しさなどは、多分妊娠中の人みたいになっているんだろう。
 と妊婦さん向け情報を見て、腹五分目×5回くらいに分けて食べてみたり、寝る時の体の向きに気を付けて対応。
 色々と入院に備えた買い物をしている時、薬局に行ったらトラベル用品がたくさん置いてあったから『小さいボトルを買って詰め替えるのも面倒だし……』
 と、トラベル用品を買い漁り。
『手術後は、しばらく笑ったりできないんだよな?』
 と、稀に酸欠レベルで笑う事もあるし、そもそも割と普段笑ってる気がするので『今の内』とTRPG配信とか笑いそうな動画とかをたくさん見ておいた。

 とかだ。


9月中旬

 高額療養費の手続きは、病院に支払った後でいいか。
 と思っていたけど、何かと『限度額適用認定書』を先にもらっとく方がいいと出て来るからそうした。
 こうして事前に行政のHPを見て必要な物を揃えて向かった結果、私はかなり簡単に取れた!
 おまけに持って行った物はほぼ使わなかった!
 定期預金を崩すより簡単だったよ。

 開腹手術後くしゃみをすると死ぬほど痛いらしいので、くしゃみが出た時
『くしゃみが出ないようにする訓練』
 そしてそれでも止まらないかもしれないと
『あまり痛くないくしゃみの出し方訓練』
 を決意する。
 しないよりは、マシよね……?
 って思って始めたけど、くしゃみがあまり出ないのもあって出た時やり忘れていた。

 子宮ちゃんお別れケーキのプリンケーキを作った。
 カステラ、泡立てたホイップクリーム、ちょこっとプッチンプリン、ビッグプッチンプリンで。

 結構大きく出来たから、2回に分けて食べた。


入院19日前

 腰の違和感を強く感じるようになって、朝ヨガが結構つらい。

 ○○総合病院に支援員の人と行って手術日が10月の始め・20日後に決まったけど、ちょうど月経中に入院&手術になるかも。
 もしそうなったら、ナプキンとか準備したりでちょっと手間かも。
 けど、月経前症候群になってるっぽくて月経10日前くらいからお腹が張ったり苦しくて夜起きたりしているのに対し、月経中は比較的楽に過ごせたし案外手術が楽に済むかも?
 などと考えて『むしろいいのかな?』と思って終わる。
 何より早く手術がしたい。
 日に日に悪くなる体の不調が手術まで持つか心配だからね……。

 そしてこの日。先生とこんな感じ↓で色々なお話をしたよ。

 退院後に備え備蓄をする事を説明したら、消化吸収が良い物を食べる用に言われる。*1

 麻酔の種類が全身麻酔だと発覚した時。
 私が色々と同じ状態になった人のブログを漁っていると、ほとんど『硬膜外麻酔』とかいう背中にチューブを挿す麻酔が出て来て
「ねるちゃんと違う!」
 とか思ってたのでその話をしたら、併用してる所もあると教わる。

 私の手術は場所的にも楽に終わりそうだと説明され一安心!

 貧血チェックをし、貧血なら(確か)手術前に鉄分の注射をして輸血を回避しようという話になる。
 輸血は先生も(献血ができなくなる事をやたらと恐れる)私も望んでなかったしね。
 結果、8月下旬の検査の時より上がっており、ヘモグロビン量が9くらいあればいい所、13.9だったっという。
 それでも心配な私は「貯蔵量はどうですか?!」とか聞いて、でもそれは調べてないと言われたけど手術の日まで持つみたいで安心した。
 でも『退院したら、鉄分まみれの食生活を見直さなくちゃね……』とは思った。

 父親が珍しい病気になった時、○○総合病院で手術が出来ず△大学病院(車で普通の道を通って1時間は掛かる場所にあるクソデカ病院)に飛ばされた事があったから、私のは珍しくないから大丈夫だと思うけど、万が一△大学病院に飛ばされると車が無い私は詰むので
「手術する病院はこの病院ですよね?」って聞いたら先生がびっくりして
「そうだけど、どうして?」
 って聞いてきたから、父親の時の事を説明をした。

 こうして受診が終わって帰った後。
 この日の私は、度重なる体調不良や出かける数時間前のメールの異常とかでてんぱっており、元々お話が苦手なのにいつも以上になんか変だった。
 だから『今度はもうちょっと落ち着いてお話しできると良いな』と反省したよ。

 それから、片手は常に空けておく訓練もする事を決意する。
 両手塞がってる時にくしゃみが来そうになったら死ぬから。*2

 

補足

 筋肉を育てている時にプロテインが欲しくなったけど、栄養が色々入っている物ばかりで……。
 すでにマルチビタミンとか飲んでる私は
『ビタミン系が多すぎても体に負担がかかるしな。家にあるサプリも(開封してるのもあり)継続して飲みたいし』
 って買わなかった。
 けど、多分プロテインは最強だと思うw

 妊娠後期の妊婦さんの様な症状だが、私は食べるのが好きだから思うように食べられなくてつらかった。
 それから手術前は炭酸系は避けた方がいいと、ファミマで買った『シュワもこメロンクリームソーダゼリー』を食べながら思ったw

 スキンケア等に関してだが。
 普段はボディーソープで全身洗っており、化粧水は『赤ちゃん水』という純水*3にグリセリンを混ぜた物(冷蔵庫に入れるの必須)+冬場などはボディークリーム。
 という生活をしており、入院中はおのずとグレードが高くなった。

 私の担当医ですが、白髪が無くて若そうに見えて、ついでにイケメン方面に見えるもんだから
『どんなに若くてもお医者さんは30代よね?
 でも、マスクをしているせいで若く・かっこよく見えるのかも?』
 とか
『きっと、カフェイン中毒だわ~』(診察室にコーヒーの缶があるから)
 とか、会うたびにどうでもいい事を考えてた。
 あと先生、爪がめっちゃ短かったけど手術をするからかな?

 入院日がハッキリと分かった後、住宅管理会社に連絡をしておいた。
 一人暮らしだと家の中で孤独死してるって大騒ぎになったら、よろしくないからね。
 そして入院1週間前までには近所付き合いも多少はある住宅に住んでいるので、お隣さんなど関係者に留守にしている事を手紙で伝えた。

 


次回

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*1:こうして備蓄から食物繊維が豊富な物や消化吸収が悪い物を外しまくったワケだが、退院可能日に食物繊維はOKだしむしろ取った方がいいと知った

*2:実際は術後数日で大きなくしゃみが出なかったからか、死ぬほど痛くはなかった

*3:非常時用の備蓄としても使ってる。ありがてぇ……