気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる、隙間の世界です

こんなゲームを作りたいと思う瞬間

 ファルコムというメーカーが出しているゲームに、軌跡シリーズというRPGがある。

 私はその軌跡シリーズに何年も前に出会い、一時期ハマって零までしていた。

 今はしていないとはいえ、零の西通りのモモちゃんというモブキャラは大好きだったし、チマチマしたお使いイベントも好きだったし、話しかけ忘れたり、町めぐりが疲れる時もあったけど、町の人に細かい設定がされていて、話しかけるたびにモブキャラのストーリーを知れるのは好きだった。

 そして今では隠された謎が気になって、ストーリーやキャラ説明をしているサイトやゲームプレイ動画を見たりしている。

 すると、こんな感情が出てくるのだ。

『私もこんなゲーム作ってみたいなぁ。私ならここはこんな風にするのに』と……。

 どうも私は昔から、アニメにせよ漫画にせよ作品を見ていると、「自分が考えた最強の設定」的な事を考える時がある。

 そういえば子供の頃、この作品に別作品のキャラが出たら面白いのに……。などと考えていた事もあったなぁ。

 今思うと、同人作家さんの作品やニコニコ動画のコラ動画みたいな事を考えていたんだな。

 しかしどんな創作物でもそうだが、ゲームを作るのはとても大変な作業で、まず完成させる事は困難だろう。

 だが設定を適当に考えるのは楽だしタダである。

 なので、こんな事を軽々と考えてしまう訳だ。

 

 固定主人公無しのオムニバス式で、戦闘はイース7(古いが一番新しいイースはこれしかやっていない)みたいにサクサクぱんだ。サクサク進めるからレベル上げ要素は少な目、だけどやり込み&引継ぎ要素有で何周か楽しめる物がいい、スタイルは動き回れるRPGにアドベンチャーやシミュレーション要素を足す。分岐や恋愛要素はないけど、各操作キャラの行動によっては普通では見えないサブストーリーとかが見れるようにして、それもやり込み要素なので引継ぎも可。大まかなストーリーは各操作キャラがちょっとずつ関わって進んでいく感じで……。

 ……と、こんな感じだが、仮に実際にこんなゲームがあったとして私が満足するかは不明である。

孤独死

 私は子供もいないし結婚もした事がない独り身だが、町内会に入って組長の時以外でも地域の清掃とかは参加している。

 だけど、今私が孤独死をしても近所の人はすぐには気が付かないだろう。

 もちろんタイミングが合えばすぐに発見してもらえると思う。

 回覧板が滞っているとか、ポストの中身が溜まってるとか、行事に出席予定なのに来ないとかで。

 だけど、そういうちょっと心配という出来事があっても、私の家まで訪ねてくるという行動を取るとは限らない。

 他人って、厄介事に首を突っ込みたくなくて知らないふりをする時もあるし。

 それに過去に体調不良で家から出られなくなった時もあるが、心配して見に来てくれる人なんていなかった。

 肝心な時に必要な連絡を入れる、しかるべき所に相談をするっていう事ができてないんじゃないの? って思う時もあった。

 

 もし今私が急死したとしたら、真っ先に気が付くのは定期で利用している施設やサービスだろう。それがないなら近所の人が異臭や虫で気が付く。多分そんなレベル。

 実際どうなるか分からないけど、世知辛い気分になるな。

 

 自殺を防止しようって話は市町村とかのお知らせで見る。

 それって大事だと思うんだけど、それと同時に『孤独死をしたらなるべく早く周囲が察知できるようにしよう』って運動もしてほしいんだよなぁ。

 窓を見ると電気がつけっぱなしorその逆、ポストや郵便受けは溜めておかない+溜まっていたらその家の明かりをチェック。

 こんな時は○○や××に相談してください。

 見守りサービスでこんな事ができますよ。料金は○○~……って感じに。

 

 周囲が孤独死のサインに気が付ける情報を知る事と、それからどうやって動くか知らせておく事って大事だと思うんだけどね。

 まぁ、自殺防止の方をよく覚えているだけで、実は孤独死をしたら周囲がなるべく気が付ける運動とか、もうされているのかもしれないが。

できる事とできない事

「飼いたい動物と飼える動物は違います」

 これはある日、テレビの中で千石先生が言っていたセリフだ。

 どんなに飼いたい動物がいたとしても、その動物の世話ができない状態で飼ってしまえば、周囲の人間や大好きな動物自体にも迷惑や危険が及ぶ。

 多分そんな感じの意味だと思う。

 私は今でも時々その千石先生の言葉を思い出す。

 そして、自分がやりたい事とできる事も違うな。とも思うのだ。

 それを区別し認識して行動をしなければ、どこかで歪が生まれると思うし、周りの人や自分にとって良くない結果に終わるのかもしれない。

 時には周囲の人間を振り回す結果にもなるだろう。

 そして、そういう事は実際に起こっているんだろうな。

見えてなかった犠牲

 私は町内会の付き合いがある場所に住んでいて、今は組長の当番が回ってきたからやっている。

 付き合いがそこそこある地区なので、グループ行動が苦手とか、人と話す事が結果的にストレスになるとか、そういう現象がある私には不安もある。

 しかし、私以外にも家庭の事情とか、各々問題を抱えている人もいる感じで、特別私が使える免除はなさそうなので、断らなかったが。

 ついでに、組長の総会で○○部とかの役員がなかなか決まらず、事前説明を聞いた限りでは「年二回の作業」との事なので、迷いつつも引き受けてしまった。

『まぁ組長の作業と合わせても年に何回もないし、猫っ被りは得意だし』

 なぁ~んて悠長な事を考えていたら、年五~六回作業があると、引き受けた後に隣に座っていたおばちゃんが教えてくれた。

 

 しかしそのお蔭で、今まで見たり考えたりしてこなかった事を発見できた。

 一つは私が引き受けた役員の作業は、主に地域のイベントをお手伝いするという物なのだが、そのイベントというのが私も多少は利用した事があるイベント関係だった事。

 そしてもう一つは、やはり他の地区でも役員決めがスムーズに決まらず、決まりを作って一定数が安定して役員になるようにしている地区もあるという事だ。

 

 普通にショックだった。そこまでしてたんだって気が付けなかった事も、そんな犠牲を知らずに利用してた事も。

 その後は、裏事情を知って尚もイベントを利用したいとは思わないや。で終わった。

 そういえばうちの地区、そういったイベントに関する意識調査的なアンケートって特にやってないけど、いいのか?

 定期でやっていった方がいい気もするけど……。

 でも、お金と手間が掛かるし無理かな。

有難みもない事実

 私は、私を好きになる男を好きにはならない。

 しかし私が好きになる男は、私の事を好きにはならない。

 

 私は私という危険な橋をあえて渡る様な向こう見ずは好きにはならないが、私が好きになる様な人物は、人を見る目と危機回避能力を持ち合わせた人の為、私の事は好きにはならない。

 つまり、フラグが立たないという事だ。

 

 ちなみに私が、私に優しくする様な男と仲良くなると、一年足らずで相手を大嫌いになる。

 しかし愉快な例外があれば楽しそうだな。

やりたい事

 心理的瑕疵有り物件という名の事故物件に住み、お化けの気配を感じたらビデオカメラとサーモグラフィーでお化けの正体を暴いてユーチューブに動画投稿し、心霊系ユーチューバーとして名を馳せてみたい。

 とか思ったりもするが、面倒臭がり屋もいい所なので、多分何もしないんだろう。

 よしんば事故物件に住み着いたとしても、幽霊の気配を感じる事もなさそうだ。

 むしろ私は、事故物件住みますからの幽霊が実際に居るかの検証をあらゆる機材で行ってる人の動画を見る方が好きだな。

 こんな事を時間と金を使ってやってる奇特な人が居るのかどうかは知らないが。

 

 他にも京都にある『安井金比羅宮』という縁切りの神社の縁切りの威力を検証したい。という野望もあるのだが、そっちも難しそうだ。

 残念。