気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

人手不足

 金曜の昼前、年に2~3回程度しか行かないユニクロに行き、服を選んでレジに向かったら、入店の時には気が付かなかったのだが、レジが二台のセルフレジになっている。

 有人レジもあったかもしれないが、存在しているのか、そして稼働しているのかの判別ができなかったので『スーパーのセルフレジと同じ感じかな?』と、できるか不安だったがやってみたら、パネルの指示がよく分からなくなった。

 多分「商品の読み取り」辺りだと思うのだが、『どうやってスキャンするんだろう?』となってしまい(恐らく見落としているだけで、スキャンはされていた)店員さんを探すも、制服は着ておらずネームホルダーでしか判別できない状態で、こちらを向いている人の中でそのホルダーをぶら下げた人もいない。

 しばらくオロオロした後、ようやっと店員さんがこちらの方を向いてホルダーが確認でき声を掛ける事が出来た。

 しかし「少々お待ちください」と言われてしまう。

 いや、後ろに結構並んでるんだけど……となったので「並んでいる人がいるので取り消した方がいいですか?」と言ったら操作を教えてくれたよ。

 どんどん次に進んでいけばいいって言われたけど、今回のこの説明では意味が分からず、家に帰ってユニクロとは関係ないサイトで紹介されていた操作説明や仕組みの記事を読んで、やっと理解できたよ。

 店内ではマーク三つで表した簡単な説明しか見つけられなかったけど、ちゃんとした説明もあったのかな?

 ちなみに、上手く操作できなかったのは先入観とかもあるとは思うので、実際はそんなに難しくはないと思う。

 ただ、セルフレジは店員さんが一人は必ず目に付く所にいる場所でしか利用した事がなかったので焦ったし、もしかしてセルフレジ導入しても人手不足? って感じた。

 でも、私が行く店舗は高齢者利用率が高いし、その日も高齢者のお客さんが多かった。

 そしてユニクロは週末にセールを実施しているから、普段より混んでたのかな?

 

 セルフレジって、店舗によって若干使い勝手が異なるんで、ポンコツの脳味噌持ちとしてはすいている時間にゆっくり時間を掛けて練習をしておきたいんだけど(それをしても焦ったりゆっくりとした動作になるので、混んでる時は使いたくないが)、今回は不意打ちでかなりオロオロしたので、無駄に疲れたし嫌な気分で帰ってきたよ。