気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

有難みもない事実

 私は、私を好きになる男を好きにはならない。

 しかし私が好きになる男は、私の事を好きにはならない。

 

 私は私という危険な橋をあえて渡る様な向こう見ずは好きにはならないが、私が好きになる様な人物は、人を見る目と危機回避能力を持ち合わせた人の為、私の事は好きにはならない。

 つまり、フラグが立たないという事だ。

 

 ちなみに私が、私に優しくする様な男と仲良くなると、一年足らずで相手を大嫌いになる。

 しかし愉快な例外があれば楽しそうだな。