気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

無料の講座に応募して失敗した話

 2023年の11月にあった事。
 ややぼかし気味で書くよ。

 


 

 相談支援事業所の職員から嘘をつかれ自暴自棄の時

lunatic.hatenablog.jp

 割と安心できる企業含む複数の企業が関わっているとある無料講座のチラシを見て。
「○○(講座で教わる事。一応伏せてるよ)か~。苦手だし嫌いだなー」
 とか思っていたんだけど、なんか手が勝手に動いてて。
 気が付いたら応募完了していたよ。
 いや。引き返すタイミングはあったけど、なんか最後までやってしまったわ。

 ただね。

首傾げポイント1:講座の詳細が応募する前に分からない

 軽めな説明が記載されたチラシ以上の情報がなかった。
 参加後に説明されたスケジュールを応募フォームに書くなり、特設サイトを作り案内を載せるだけでもいいのに、それがない。

 


 

 応募完了後。
 人数は限定されてるから、応募者が多ければ抽選になるんだけど……。

首傾げポイント2:必須の道具やソフトの説明が募集時に無い

 応募締め切り後の抽選前。
 開催元からメール*1が来て、講座にはノートPCと、とあるソフトが必須だと知った。

 ただ、基本こういった物は応募フォームなり何なりに記載して、事前に伝えておくべき事だと思う。
 そもそも募集後に参加に必須な道具があるかないかを個別にメールをして聞くというのは手間だ。
 それが無いのは

  1. 突然予定が変わった
  2. 打ち合わせや準備期間などの時間を取らずに始めた
  3. こういった事に慣れてない人が行っていた

 という原因が考えられる。

 ちなみに個別にメールで聞くのは大変だとは思う。
 が、参加者にサクラでもおかしくない感じの人はいたので、そもそも応募数が少なかったのかもしれない。
 もしそうならば、さほど手間ではなかったかもしれないね。

 


 

 嫌な予感がした彩乃さん。
 けど取り合えずノートPCは持ってるので参加できそう。
 でも他の事で気になる事もあったので、開催元にメールをした。
 聞いたのは

  1. 私は免許がないので徒歩で開催地に向かうが、何か弊害はあるか?
  2. とあるソフト以外に、講座で使うアプリなどはあるか?

 車で移動前提、車に荷物を置く事前提で考えられると嫌だし、連絡にLINEとかSlackとかディスコードとかZoomを使う。
 なんて事もあるだろうしね。
 私は自分の対応力を考え、主にアカウントを作って利用するアプリはあまり使わないようにしている。
 だから事前に聞いた。
 で、返事は

  1. 特に問題ない
  2. とあるソフト以外、使うアプリはない

 だそうで、それならと特に参加できないとは言わずに抽選の結果を待った。

 そして数日後。

 抽選に当選して講座に参加する事になったのだが……。

首傾げポイント3:特殊な作業の説明や参加動機確認を募集時にしていない

 講座参加前の質問用紙にて、応募時の軽めな説明では作業Aをするとだけ記載されていたのだが実際には作業Bをするのだと判明した。
 しかしこの作業B、好みが分かれる感じの作業でちゃんと書いておいた方が良くないか?
 となるような物。
 正直私はそういうのが無い軽めな物だと思っていたし、他の参加者で不安がっている人もいた。
 ただ、そもそも応募前に詳しい講座の内容説明なんて見れなかったが。

 そして応募理由も事前に聞いておいた方がいい。
 そういった物がないと、素直に説明するタイプの自暴自棄になったこの講座で教わる事が嫌いな地球外生命体が潜り込む事に成功してしまうからな!

 


 

 質問用紙に応募した理由を素直に長々と書き、講座当日。
 持って来るように言われたノートPCと、ACアダプタと、念の為のバッテリーとマウスを持って歩いて行った。
 帰りが遅くなる予定だったから、寒くなるよなって事で上着も持って。
 荷物が重くて普段より時間が掛かったわ。
 そして20分以上掛けて開催場所に辿り着くも、荷物置き場がない。
 PCとかもあるのに、席は特に広めに取ってるワケでもない。
 だから荷物は椅子に掛けられる物は掛けて、残りは足元に置いた。

『正直、こういうの嫌なんだけどなぁ。
 歩きで行く事を言ったんだし、荷物置き場あってもいいのにな。
 でも仕方がないか……』

 なんて思いながら。

 こうして講座がスタートしたのだけど、割と楽しいし私はこういう講座は好きである。*2
 それに作業Bもどちらかというと私好みで、今後が楽しみだった。

 ただ私はアッパッパーなのでよく分からない事もあったが、それも同じ班になった人の手助けで何とかなった。
 あとお菓子も貰ったよ。

 そして講座も終盤になり、今後の予定を説明されようやっと講座全体の流れが分かったのだが……。

首傾げポイント4:○○前提

 義務教育を受けている事前提。
 連絡等にLINEを使っている事前提。
 持っているスマホにはやや特殊なアプリが入っている事前提。

 と、前提にされている事がいくつかあった。
 が、どれも私には当てはまらない。
 ちなみに私以外にもLINEを使っていないという人や、やや特殊なアプリがスマホに入ってないと話している人はいた。

 そして、開催者が今後どう考えているか? が明確には分からないのでハッキリとは言えないのだが
『講座で教わる事は、どの程度できるか?』
 を応募者に事前に確認しておいた方がいいのでは?
 と感じる部分もあった。

 


 

『話が違うんですけど?!』

 出来ないから事前に聞いたら大丈夫だと言われたから特に何も言わずこうして今参加しているのに、どういう事?!
 となり
「私はLINEやってないし、する予定もないんですけど!」
 と慌てて会場で説明したら、メールで大丈夫との事なので安心したんだけど……。
 この日、ノートPCは一切使わなかった。
 水着兎鞠とヨルさんのステッカーが貼られてる、ライトが付いてるカッコいいゲーミングPCを見せびらかして終わったよ!
 正直20万くらいしたPCだし、使わないなら持って行きたくなかった。
 何より重い!
 だから『クソが!』なりながら、またエッチラホイッチラ持って帰ったよ!

 でも講座自体は楽しみ。
 ただ、講座にはとある複数の企業の協力も必要だった。
 なので開催者側がこの講座開催日くらいから
『企業複数に連絡して、協力できるかの話を取り付ける』
 という作業を10日以内にするとの事。
 で、その後私達は協力してくれる企業に合わせた課題を期限までに提出する。
 って感じの流れだったんだけど

 スケジュール大丈夫なのかな?
 もうすでにある程度の協力可能な企業をいくつか押さえてるのかな?

 って思いながら過ごし。

 そして期限は過ぎた

 連絡、来ない……。

え?
何で?

 という感じだが、ちょうどLINEで個人情報が漏れたとかのニュースがあったからそのせいとか、実は私のなりすましがいる? 
 とか、色々考えこっちから開催元にメールで確認すると返事が返って来て、案の定というか何と言うか上手く行ってないみたい。
 そしてしばらくしてまた開催元からメールが来て

本件、ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。
【作業B】としている【協力してくれる企業】との調整に少々お時間を要しておりまして
大変恐れ入りますが、週明けに再度ご連絡をさせていただけますと幸いです。

 ……。
 えっ?
 開催元から来る課題作成に必要な情報、私がいちいち聞かないと答えてもらえないの?*3

 そう思ったけど、誤字の可能性を考えしばらくメールする事なく様子を見たが、一向に連絡が来ない。
 そうこうしている間に課題提出期限は残りわずかに……。

首傾げポイント5:スケジュール管理が怪しい

 TRPGをする時は、スケジュール管理と報連相ができるやつとしろ。
 なんて言葉があるのだが、適切なスケジュール管理をしていたかが怪しい。
 講座後~協力可能な企業に協力してもらうまでの期間が、1カ月もない状態だったので。

 

結果

 私、時間には結構余裕があるけど……やる事はあるのよ?

 そう思いつつ、でもと。
 私がLINEを使ってない事の弊害かな?
 とも思った。

 で、一般的な地球人なら「LINEくらい使えよ」と思うだろうが、私は上の方に書いた通り自分で出来る範囲を考えた結果、何らかのトラブル対応や管理などの理由からアカウントを作るタイプは制限している。
 例えLINEではなくディスコードやZoomでも使う事はない。
 ……Slackならグーグルアカウント連携できるし、1度使った事があるので使ったかもしれないがな。
 で、SteamとかふせったーとかBOOTHとか使いたいのに我慢してる状態で、LINEというこの数か月間の講座でしか使わないアプリを使う事にメリットを感じなかった。

 そしてだ。あまり考えたくはないが、私が連絡手段のLINEを頑なに使いたがらないから「やめてくれねーかな?」を開催元からチラチラされてる事も考えた。

 そんな中、ちょうど見ていたゆる語学ラジオ参加のTRPG『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』で
「無能で勤勉な奴はチームの足を引っ張る」
 という様な話が出てきたのだが、私は結構勤勉だと思う。
 参加理由は不純だが、それでも楽しもうとしていたし課題の作成も意欲的だったのよ。
 しかし私は無能だ。
 つまり、私はそれに当てはまるという事だ。

 だから、止めた。
 それに元々私は報連相とか情報共有とか打合せって大事だと思ってるし、私がLINEを使わないせいでそういった事に弊害が出ているなら嫌だしね。
 そして今回の講座で開催者が協力を持ちかけた企業って、今後私と関わる可能性があってさ。
 もし、開催者側の粗相で私まで相手企業に悪い印象持たれたら嫌だから。

 開催元には止めた理由に『一身上の都合』と、「途中で止めるなら参加費を払え」とかごねられたくないから
『応募前~当選前の情報では分からなかった部分で、継続が難しいと判断した為』
 と書いた。

 その後、特に開催元からメールは来ない。
 決まりきった挨拶メールとか正直いらないと思うけ、何となく売り逃げするエロゲー会社みたいになってるんじゃ?
 とかは思った。

 

結論

 未来の私や。
 もう二度とこの手の講座には応募するなよ?
 こういう講座はな、私の様な特殊な人は想定されてない。
 だから、クッソみたいな些細な嘘で振り回されて病状悪化して気分転換をしに行っても、ストレス倍増するだけだから。

 そして企業様へ。
 信用を落とすような事は、出来るだけしないようにしてね☆

*1:私の名前が入っているメール文なので、恐らく特殊な事をしてなければ一斉送信ではない

*2:教わる事自体は嫌いなのだが、誰かの話など聞くのが好き

*3:って私は思ったけど、どうなんだ? 私にはこの言葉遣いが理解しづらくて分からない