気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

母親の言動に違和感を感じる時

 小学生2年生くらいの時、母親が同級生の男の子に「ちゃん」付けして呼んで恥ずかしかった。
 先生も、同級生も、確か同級生のお母さんも、このくらいの時には男の子に対して「君」付けだったし。

 同級生の誕生日プレゼント用に母に買ってもらったが渡さなかった私の物を、姉が「私のだ」と言った時
「お母さんが(私に)買ってくれた」
 と言ったら
「これ、友達のプレゼントで買っやったやつでしょ」
 と、今まで傍にいて私達の喧嘩を黙って放置してた母が言ってきたが、知ってるなら喧嘩止めろし。
 ちなみに「名前を書いとけ」と言われて終わった。

 小学4~5年の頃、母親の自転車の荷台の小さい子を乗せられる椅子に乗せてもらっていた。

 なおこの時、自分としてはありえないと思っていたが、登校拒否していた頃で母に甘ったれていた。
 あと今あの子供を乗せられる『自転車チャイルドシート』の中から私が乗せられていた物に近い物を調べたら
『乗車可能範囲:2~6歳未満』
 と出ていた。

 それで話の続きだが、ちょうどその現場を私の同級生に見られてしまった。
 だから私は『恥ずかしいな』と思って母親に「見られちゃったよ」という様な事を言って恥ずかしく感じている事を伝えたのだが、母親はそれが一切分かっていなくてビビった。
 しかも多分母親の言動的に『私が恥ずかしがっているのに気が付かなかった』じゃなくて、『どうしてこの事を見られて恥ずかしいと思うのかが分からない』って感じだった。