気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

両親の結婚

 お見合い結婚で、出会って3カ月で入籍した。

 だったはず。

 というか、お見合い結婚というよりお付き合いの期間的に強制結婚け?

 

 まぁ実際どうだったのかは分からないが、取り合えずお見合い相手を見つけてきたのは母の父(つまり私の祖父)だ。

 ちなみに私は詳しく聞いていないが、祖父は毒親とかキチガイの類だったらしい。

 

 で、子供を育てる力があるのかどうか怪しい母は多分、自分の能力とか考慮しないで『周囲がやっているから』『それが普通だから』で結婚して子供を産んだ。

 もしくは父親に逆らえずに結婚して子供を産んだ。

 って感じだったのかな?

 

 でも旦那となった私の父はそんな母をサポートできるかと言ったら、そうでもない。

 むしろ母のストレスを増幅していたのではないか?

 という人だったっていうね。

 更に母はそれに加えて両親からのサポートも特になかったと思う。

(私が1歳くらいの時に父親と祖父が色々あって縁切ってたので)

 

 そして母は50代で自殺して人生を終了させていた。

 

 

 取り合えず私は結婚せねばならない状態に追い込まれなくて、本当によかった。

 となった。

 なんか遺伝とか呪いとかオカルトとかそんな感じだけど、やっぱ他人を見る目とか寄ってくる人とか生活力とか、そういうのって親から子に受け継がれる気がするし。

 

 ちなみに曾祖母か高祖母も50代くらいで亡くなってる様だった。