気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

マインクラフトのアカウントを完全に削除した話

 MojangのMinecraftというゲームがあるのだが、私はもう遊ばなくなっていた。

 なので購入時に作ったアカウントもいらないなーと結構前からなっていてので、アカウントを削除することにした。

 

 しかしマインクラフトを作ってるMojangは日本支部は多分ない会社で、マイクラサイトも日本語対応され始めてるとは言っても、まだ英語の部分がほとんだ。

 

 そして私は英語ができない。

 どれくらい英語ができないかというと、中学生レベルの物もさっぱりと言うほどである。

 それから昔はアルファベットのM(エム)とN(エヌ)の区別が怪しく、今でも時々「これで合ってたっけ?」と若干不安になる時がある。

 更に言えば、ローマ字だって覚え始めたのが17歳くらいの時からだった(V系バンドの方々の名前がローマ字表記が多く、必死で読んでいく内に覚えていった)し、1年くらい前はブログに質問と答えのQ&AをA&Qと表記し、投稿後に気が付いて慌てて直した記憶がある。

 

 という訳で無事にアカウントの削除ができるのか、かなり不安だったので解説しているサイトを探すことにした。

 

 のだが、解説サイトが1件しか出てこない……。

 しかも数年前に書かれた記事である。

 

 とは言っても「まぁ何とかなるだろう!」と、その解説サイトとブラウザーの翻訳機能、そしてグーグル翻訳を駆使し、私はアカウントの無効化に成功した!

 

 途中で送られてきたメールをグーグル翻訳してみて見たら、どうやらアカウントの無効化を完了する為には、Mojangから送られてきたメールにあるリンク先に飛ばなくてはいけないのか?

(翻訳が分かりづらい部分もあり、確信が持てない)

 となったり大変な部分はあったが、何とかなった!

 

 のだが、そのアカウントの無効化を完了させる事を促すメールに、「アカウントの無効化をしても完全に削除されないから、完全に削除したい場合はリンク先で手続きしてね!」

 という感じのメッセージがある……。

 

 どうやらアカウントの無効化=Mojangに要求すれば有効化できる。

 というシステムらしい。

 

 もちろん、無効化したなら場合にもよるが、アカウントを完全削除しなくてもいいと思う。

 そして私の場合、この作業をしたのがMojangアカウントをMicrosoftアカウントに移行しますよって時期だった為、今無効化したアカウントを放置していても多分その内勝手に消える。

 

 と思ったのだが、好奇心からか執念からか完全削除の選択を取った私は、早速メールにあったリンクへ飛んだ。

 飛んだ先はサポートページ。

 そこで言語項目を日本語にし、その他必要な項目を入れていく。

 

 しかし途中で「トランザクション IDとJava アカウント メールって何?!」

 となり、入力必須の項目ではないのだが、それを入れなかったせいでサポートの人を困らせたら嫌だなぁ……。

 となって、必死でそれが何なのか考える事に。

 

 ちなみにトランザクション IDには説明が付いていたのでそれを見るも、自動翻訳な為分かりづらい……。

 しかし「多分これはマイクラを購入した時に付いてきたコードだ!」

(ゲーム購入後、ログインしてゲームが遊べるようにする為に入れるコード)

 となり、ついでにマイクラを購入し遊べるようにした後来たメールを(もちろん私は残しておいたので)翻訳に掛けて見て確信を得たのでそれを入力。

 

 あとはJava アカウント メールだが、多分これはアカウントに使われてるメールアドレスだろうとそれも入れ、いよいよ本文作成に入る。

 

 しかし私は英語ができない。

 そして一応言語は日本語にしたけど、多分対応してくれる人は英語圏の人だ!

 

 となったので、何の連絡かを指定する項目に「アカウント削除」を入れたものの、本文が伝わらないと困るなと、なるべくシンプルに伝えたい事が分かりやすい短~い文章を作り、メッセージを送る前にグーグル翻訳に掛けた。

 ただ、グーグル翻訳に出てきた英文をそのまま張り付けようという魂胆ではない。

 日本語を英語にし、更にその英語を日本語にした時、一応意味が通じる物だったら相手が日本語が分からず翻訳サイトを頼った時、多少は分かりやすい文章が出るだろうという思惑での行動である。

 

 こうして私はやっとの思いでサポートに連絡をしたのだが、もちろんそれでは終わらなかった。

 一難去ってまた一難。

 今度は「本当に削除しますか?」的なメールが届き「完全に削除するにはこのメールを返信してください」

 とある……。

 

 なのでまた、アカウントを完全に削除してください。というメッセージを作り、グーグル翻訳で文体崩れがどの程度起こるか見て、メッセージを返信した。

 

 そして翌朝。

 アカウントの移行で忙しいから返事なんて当分先だろうと思っていたら、返事が来ていた!

 早速メール文をグーグル翻訳に掛けると、どうやらアカウントの削除を実行した様であった。

 そして、アカウントが削除されると私が購入したマイクラのコードは使えなくなるので、また遊びたい場合はもう一度購入する事。

 アカウントが削除されるまでには30日掛かり、その間に「やっぱ使いたい!」という場合は再度このメールを返信して伝える事が書かれていた。

 

 という訳で、英語が全くできない私だったが、何とかアカウントの削除を成功させたのだ。

 

 が、今回の事で言葉の壁は大きいなと痛感した私は、

「ゲームとか3~4か月くらいで飽きちゃうし、見るほうが好きだし、サポートが英語圏だと何かあった時大変だから、今度からゲームを購入する時はアカウントなしで遊べる物か、せめて日本支部がある所からにしよう……」

 

 となったのでした……。