気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

気が付かない

 私がガチのひきこもり中(外に出られない)、リストカット用の業務用カッターが欲しいので母親に「カッター買ってきて」と言ったら買ってきてくれた。

 数か月か数年後、やっとリストカットに使われていると気が付いたらしく、「買ってきたカッターで切ったのか?」と言われた。

 おせーよ。

 スクライドのクーガーさんが嘲笑うレベルで(気が付く)速さが足りないわ。

 ちなみにそれまでも手の甲に糸切りばさみとかでひっかく様な、目立った自傷もしていたが、私に夏場よく出るアレルギー疾患があったので、それだと勘違いした様で余計気が付かなかったらしい。

 一応言っとくが、傷をよく見れば先端が尖った物によるひっかき傷で赤くなっている事や、左手(私は右利き)にしかないという事は分かるのだけどね。

 私も隠してたし、些細な変化に気が付きにくい母親には気が付かなくて当然だね。