気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる、隙間の世界です

禁忌③

 

【前回のあらすじ】

 自分の経済力や病気の事、そして自分自身の両親の行動を見ていると、子育ては無理そうである。

 ならばその両親を反面教師にしてしまおうとなったのでした。

 

禁忌②


 と、いう事で、ストレスになるような事はなるべく避け、ついでに万が一の時の為に、せっせと避妊に対する知識を付けて行った。

 こうして、オギノ式に頼ってはいけない。むしろあれは妊娠したい時に使う方法であり、避妊にはコンドーム+ピルの合わせ技、そして、何かあった時の為のアフターピル

 という事を学んだ。

 しかし、それは無駄だったかもしれない。

 なにせ私には出会いがない。

 そして出会いを求めて彷徨うような奴でもない。

 だから私はすっかり魔法使いが板につき、あともう少しで妖精になる予定である。

 時々虚しくなるが、二次元の可愛いお姉ちゃんとカッコイイお兄ちゃんは好きなので、脳内妄想で満たされてはいる。

 でも、出会いがない様な奴でよかったなとは思う。

 だって恋愛って、依存性の高い違法薬物と同じですわ。

 多分一度ハマってしまったら、私は中毒になって抜け出せなくなってしまうと思う。

 だから出会いがなかったのも、私にとってはラッキーだった。

 ついでにオタク文化がこの国で栄えていたのも、ラッキーだった。