昔、テレビでこんなドキュメンタリーを見た。
難病を抱える子供を介護する母親がいて、その甲斐甲斐しい姿が有名になった。
だけど蓋を開けてみたら、母親は子供の病状がもっと悪くなるように、様々な工夫をしていた。
そう。この母親は、子供を虐待していた。
まぁ、この話はテレビのドキュメンタリー番組で見ただけだし、事実かどうかは分からないけど、実際にこういう事って起こり得るんだろうね。
例えば、自分が気持ちよくなる為に自分より弱い物を、利用して、振り回し、「貴方達の為に」って言いながら更に窮地に追いやって、周囲への理解を深める所かますます嫌われるように仕向けて、それを助けている自分に酔いしれている人なんかもいるのかもしれない。
弱い物を助けるのは人としての本能もあると思うし、お互いにとって良い効果が期待できる時だってあると思う。
けど、一歩間違えばそれは自分をよく見せるための手段の一つにしかならないし、弱い物の今後の為にもならないんだろうな。