気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

工場清掃の体験実習⑤

工場清掃の体験実習④

 ちなみに私は会社の体験実習をやめた時、「実習初日はお弁当代無料です」って言われてお弁当を食べたけど、タダ飯食らって辞めていった。って思われたくないから弁当代を払った。

 その他にも、体験実習に使う用品に金を掛けた。

 通勤費も、雇用されてれば支払われるけど雇用されてないから自腹だった。

 だけど、精神状態が悪くなっても私の世話をしてくれる人なんていないし、家事代行雇いますね。なんて人はいないよ。

 数年ぶりに不安感だか恐怖感だかが強くなって苦しんでも、一人で耐えるしかない。

 私にはそんな時、惜しみなくそばに居てくれる人も話を聞いてくれる人もいないんだから。

 そしてこういう時に飲む薬に大した効果を感じなくても、むしろ無料動画を見てヨガをした方がまだ効果があるんじゃ? という現実があっても、そんな事情誰も考慮してくれない。

 結局何かあれば原因は何であれ、全部自分で何とかしなくてはいけないんだよ。

 

 所でこの会社は社員の中に、主にトイレ回りが原因で体調を壊す人はいなかったのだろうか?

 この会社には簡易ではないちゃんとした洋式トイレもあり、専務とのお話で清掃方法を見る事は出来なかったのだが、掃除用具や用具の後片付けは見る事が出来、それを見た感じでは多分ばい菌を塗り広げる清掃方法取ってると思うのだが。

 人間って案外丈夫にできているし、私は見ちゃった(し、ガッツリ使っちゃったよ……)から気分が悪かったけど、見なければ大丈夫な物なのかな? 

 それとこの会社、清掃のパートさんを見る限りでは社員の教育はできていそうにないね。

 そもそも 清掃のパートさんが実は相談や報告をしていたけど、会社側が対応していなかった可能性もある。

 でも、たった一日の体験実習を通して見た感じでしかないが、『ここは、『人・時間・金』に余裕がない会社なのかな?』となる事も多かったし仕方がないのかも。

 だけどこういう会社ってここだけじゃないし、どこもこんな感じだし、これが普通だとも思う。

 就労支援センターの登録を抹消してもらう時、ワーカーさんに「どこもこんな感じでしょう」と言ったら「そんな事はない」と言われたけど、どうなんだろうね。