気が付かれなかった取り替え子

ここは、とある人物の出来事が手記として現れる隙間の世界です

幼稚園の頃に親に当てた手紙

 幼稚園の頃、確か母親に手紙を書こうみたいなのがあり、何か書いた覚えがある。

 しかしそんな事などすっかり忘れたある日、手紙を見る機会ができ読んでみると、「黄色いスイカが食べたい」という事が書かれていた。

 

 私は昔から食べ物が好きなようだ。

 だが、ああいう手紙は母親に日頃の感謝を伝える物なのではないか?

 そういえば、書いた時期は母の日近くだったような気もするのだが……。

 まぁ、幼稚園児の時の事だし、無理か。